こんにちは!
8日9日に立谷沢川上流で、鶴岡からお越しした池田さん親子とご一緒に
砂金掘り体験、イワナ掴み取り体験、ブルーベリー狩り&ジャム作り、
昆虫採集、そして川遊びをしてきました!
盛りだくさんです!
二日間子供のころにかえったように楽しんできました・・・!
その楽しさをみなさんにたっぷりと届けたいので、
今回からそれぞれの体験ごとに記事をわけてご紹介していきたいと思います。
まず最初に砂金堀り体験について紹介します。
まずはじめに砂金堀りの名人、疋田さんに
立谷沢上流での砂金堀りの歴史について教えていただきました。
かつて立谷沢上流では大量の砂金が採れ、
いたるところから砂金を目当てに人々が集まってきたそうです。
そのため特に砂金が採れた沢は、
当時の砂金を掘る人々の多さにちなんで“百人沢”と名づけられたそうです。
その後、名人が実際に砂金掘りをして見せてくださいました。
砂金の選別の前にいくつか下準備が必要です。
まずは地面を平らにするために、大きな石を取り除く作業です。
つぎに“ねこ”というわら縄でできた道具を敷き、
“ねこ”の上流の砂利を“かなじゃくし”を使って“ねこ”の上にすくい上げます。
つぎに“ねこ”の上の砂利から、大きな砂利を手で取り除いていきます。
大きい砂利は意外と軽く、簡単に流れていきます。
大きい砂利を手で転がして流しては、
“ねこ”の下流側のすそを巻き上げて砂利全部の場所を上流側に戻す、を繰り返します。
ここでのポイントは、後の選別のために思い切ってどんどん砂利を取り除くことだそうです。
さて、つぎはいよいよ“ねこ”上の砂を選別のための特殊な道具“かないた”に移します。
“かないた”とは、トチの木などを材料にした凹状にわん曲した板です。
“ねこ”を静かに巻き上げて、砂を落とさないように慎重に移していきます。
さあ、ここからが名人技です。
“かないた”をゆすって比較的大きい砂粒を流し、さらに小さな砂のみを残していきます。
水の流れによって砂が徐々に下流に移動するので、
下流側に置いた石に“かないた”をトントンと軽く当てて手前に戻します。
砂金はもっとも重い砂なので、簡単には流されず最後まで“かないた”に残るわけです。
この作業、ちょっとした手の加減で砂を流しすぎたり、
逆になかなか流せず砂が減らなかったりして、素人には難しい作業なのです。
しかし、名人は微妙な手さばきで“かないた”をゆすり、
みるみるうちに砂が減っていき、小さな砂のみが残っていきます。
おお~
と私たちが感動しているうちに
“かないた”に残った少量の砂のなかに、キラリと光るものが・・・!!
ありました!砂金です!
さすが名人、収穫は5つ!
見えるでしょうか?やや大きい粒が砂金です。
よ~し!さっそく私たちも砂金堀りに挑戦です!
まずは大きな石を取り除いて・・・
「えいっ!」
“ねこ”を敷いて・・・
“かなじゃくし”で砂利を“ねこ”にすくい上げよう。
重いぞ、がんばれ~!
よ、い、しょ!っと。
つぎは“ねこ”の上で大きな砂利を流していこう。
黙々と作業中です。
“かないた”の作業は名人にも手伝ってもらおう。
名人の動きをじ~っと、よく観察して・・・
やってみるぞ!
「んだんだ、じょんずだ。」
こちらにも名人のヘルプがはいります。
難しいですね。
さてさて結果は・・・
池田さん親子もいくつか砂金を収穫し、私も1つだけですが発見しました!
砂金掘り体験、大成功でした。
おまけ1
川の水がとってもきれいでした。
おまけ2
貴重な体験ができたね。